水濡れインコ

備忘録

マレーシアへの留学選考面接で聞かれた面白い質問

いかに、日本でマレーシアやインドネシアのイスラム文化の存在感がないか、という…。
いや、別にそりゃないんですけどね。中国みたいにどでかい訳でなし。

マレーシアはUSMへの留学をするためには、

  • 書類審査
  • 面接審査

をパスする必要があった。どこも同じだと思うんだけど。

面接官の方に聞かれた質問は、僕が志望書に書いたハラルのこととかで、そんな突っ込んだ質問はなかった。
成績がnice boat.だったので凄く構えていたんだけど、何故か聞かれなかった。

そして、代わりと言ってはなんだが、斜め上すぎて逆にクリエイティブな質問が面接官から飛んできた。



「イスラム教の国ってことだけど、被る必要があったらヒジャブを被りますか」

「えっ、あっ、はい、必要だったら、まあ、被るでしょうね、ハイ」



面接が終わってからやっと考える余裕ができ、僕は心の中で盛大に突っ込んだ。

いや、ねーよ。

そもそも、診断書はまだないけどトランスジェンダーとして生活してるというか、まあ、なんだ、絶対被らないというか被りたくないんだけど。とっても私事だけど、モスクが見学出来ないのはちょっと悔しい。


面接官がマレーシアについて知っていて、引掛けとしてこんな問題を出したのかもしれない。
でも、それにしても、僕としてはマレーシア=他民族国家というのは前提になっていて、緊張もあり、頭が追いついてくれませんでした。

ちなみにこんなバックスタブ問題に対するぼくのかんがえたうつくしい回答は

マレーシアは他民族国家であり、マレー系、中国系、インド系が共存する国家です。
それぞれの民族が、それぞれ尊重しあって生活しているため、日常生活では必要はありませんが、モスクに入るときなど、イスラム教徒の文化を尊重すべき時は被ります。

ってところですかね。あーくやしい。ちゃんと答えたかった。留学できたから結果オーーライッだけど。