水濡れインコ

備忘録

バスでプネーへ

1/19、起きたらJ氏がだいぶグロッキーでした。

私はチェックアウトが遅れるのを南京虫のせいを匂わしながら交渉しました。
インド人は取り繕った丁寧さで、大丈夫ですよ、Sir。なんて言いながらオッケーしてくれました。
だめもとで言ってみましたが、流石に料金の割引はしてくれなかったですね。
ビジネスなのでしょうがないです。

今から考えると、インド人相手にホテル代の値引きまで交渉するなんて、相当頭にきてたんだなあと懐かしくなります。
おもしろい体験でしたが、二度とああいう体験したくないです。


宿泊代金500ルピー。二人で1000ルピー。
そしてwifiで次なる目的地へのホテル探しを終えました。
大体において、この旅、行く場所を調べるのは私でした。
大体バスを見つけるのも私だったんですけど。
いやさ、まあ、世話になってなくもないんですよ、
でもね、君、マレーシアにいる時、ドヤ顔で「I'll take care of you(俺がお前の面倒を見てやるぜ!)」なんて言ってましたよね…。

インド旅の相方は、頑強で丈夫な奴を選びましょう。


プネー行きのバスへ乗ります。
18:45 boarding(乗車)、7:20 departure(出発)ですが、30分遅れてバス到着。
バス待ちの間J氏は隣で完全に燃え尽きています。

バスが来るのか、それともすでに来たのか少し不安だったので、そのへんにいたインド人に「このバス待ってる?」と聞いて回りました。
それなりに若いニーチャンが、「遅れてるみたいだねぇ」と。

さて、無事バスに乗れたはいいんですが。
バスが発車すると突然、

インド映画放映。

私は大爆笑して大喜びしましたが(インド映画はハチャメチャで好きです)、
哀れな隣のJ氏の体力がゴリゴリ削れていくのが目視できました。

あまりに可哀想なので耳栓タイプのイヤホンを貸しました。
寒いらしいのでダウンも貸しました。
私はやさしい。


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途中の休憩所。ティーの暖かさが染みる。
チャイかと思ってたら、発音がティーでした。